7月5日 東京→扇沢駅にて仮眠
7月6日 扇沢→室堂→剣山荘
7月7日 剣山壮→剣沢下降→源次郎尾根→剱岳→剣山荘
7月8日 剣山壮→室堂→扇沢→薬師の湯→東京
具体的には1.2kmの急斜面の雪渓の下降
藪漕ぎとクライミングを含む標高差1000mの岩稜・ガレ場登高
別山尾根からの下山も疲労の残る中きついアップダウン危険個所の連続です
全行程エスケープも困難で引き返すことは容易ではありません
これらを通常の岩稜登山装備に加えてクライミングシューズ、アイゼン類、(途中水場がないので)3リットル以上の飲料水を背負って、標高3000m級の山岳で行います
気象条件も厳しいです
迅速に動いても10時間はかかります
これらの点を踏まえて、熱心な心肺機能のトレーニング、足腰の筋力トレーニング、当日までの体調管理は必須とお考え下さい
きちんとトレーニングをしていれば源次郎尾根は2時剣山荘を出発し、午前中に剣山荘まで戻ることが十分に可能なルートです
賀来素直